レッドルゼル 2歳未勝利を勝利!

2018年11月17日京都競馬2歳未勝利ダート1400m戦に出走したレッドルゼルが勝利しました。

懸念されていたスタートは五分で出たものの数歩目で躓き気味となり、少し気合いをつけながらハナヘ。

そこからは抜群な手ごたえで勝負どころで後方から競いかけられても動じるどころか最終コーナーリングで加速、後は少し気合いをつけたままで2着に1.9秒の大差でフィニッシュ。

土曜日の重賞裏開催の手薄なダート未勝利戦だし、逃げ切り勝ちだと手放しで喜ぶのはどうかと思いますが、陣営のコメントを見ても手放しで喜んでいいのではと思っています。

今後は年明けの京都開催で、ここでは500万下を使ってそこからダートオープンを目指すということが本線でしょうが、個人的には芝でもう一度見たいのが本音。

どちらにせよ、競走馬としての完成まではまだまだ先だと思っているので、陣営の思惑の通り大事に使うのは大賛成。

夢半ばでこの世を去った馬たちはたくさんいるわけですから。

ですから無事にステップアップを図って欲しいものです。

 

北村友騎手「強かったですね。普段の調教や追い切りでも休む前よりだいぶ良くなっていると感じていました。無理して2戦目に臨まず、短期間でも休ませたのが良かったのかもしれません。心配していたゲートはおとなしかったですが、まだ緩いのでスタートでトモを落としてしまいました。そこで促したぶん気乗りしてしまい、惰性でゴールに流れ込みましたが、上手にスタートを切っていればもっと余裕を保ったまま走り切っていたのではないでしょうか。見てのとおりポテンシャルは相当なもの。大事に使っていってほしい馬です」

安田隆調教師「調教の感じからダートは間違いなく合うと思っていましたし、新馬戦の内容から能力が高いこともわかっていたので、これくらいは走れるとみていました。でも、かなりの支持を集めていてプレッシャーを感じていたので、正直ホッとしています。ジョッキーも話していたとおり、まだ緩いし、使い詰めると気持ちも高ぶってしまいそうなので、少しの間でも休ませて年明けの京都開催での出走を目標に進めていこうと考えています。成長途上でこの内容ですから、これからもっと強くなるはず。重賞の1つや2つは獲らせないといけませんね。それくらいの意気込みで向き合っていきます」(以上東京サラブレッドクラブHPから転載)