レッドルゼル 橿原S快勝!

2020年2月9日京都9Rの橿原Sに出征したレッドルゼルは圧倒的な1番人気にこたえ、勝利しました。

ここ2戦惜敗で2着に敗れるも、強さをみせていて、単勝1.4倍の圧倒的な1番人気に支持され、多くの方が勝利を確信していた1戦。

レッドルゼルはゲート内でやや危なそうな仕草を見せるも、何とか持ちこたえて、ほぼ5分のスタート。

スタートしてから躓いたような滑ったような感じで位置取りが中団となって追走。

4コーナーは外目を回って直線に入ると、1頭だけ異次元ともいう脚であっという間に抜け出して、最後は余力を残しながら、2着に3馬身差でフィニッシュ。

1着でゴールした瞬間、自然とガッツポーズが出ていました。

この日、騎乗した川田騎手のクラブ公式にあがったコメントを見て、馬のポテンシャルを褒めつつも、現状の課題をしっかり伝えてくれたのはとても好感持てますね。

これらの課題をクリアしてくれれば、オープンでも重賞でも勝ち負けできそうなので、これからの楽しみが広がりました。

まずは無事に、成長してくれることを祈っています。

出資馬が勝利すると、嫌なこともあっという間に吹き飛んでしまう(笑)

 

川田騎手「直線半ばで物見をしていたので気を抜かないよう気をつけただけできっちり結果を残してくれました。すごくいい馬ですね。ただ、跨ってみるとポテンシャルだけで走っていて、体を上手に使えていないように感じました。その部分を返し馬やレースで改善しようとしたところ、スタートしてから滑ってしまうなど戸惑っていました。途中、4コーナーと少しずつリズム良く走れるようになっていましたが、現状それを常にできるわけではないので、その部分はこれから教えていかなければなりません。体の使い方を覚えさえすれば、加速もつきますし、ポジションも取れるようにもなるでしょう。そのうえ脚を溜められて最後のひと伸びにもつながり、さらにいい競馬ができるようになるはずですよ。これからも楽しみですが、今後体の使い方をどれだけ改善していけるかが課題になると思います」

(以上東京サラブレッドHPから転載)