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日大三の優勝で終えた第93回全国高校野球選手権の回顧


ここ数年高校野球を余り見なくなっていましたが、今年の夏は久しぶりにしっかり見たような気がします。どんな心境の変化があったんでしょうね。


まずは優勝した日大三高。技術も体力も集中力も素晴らしかったですね。スピードもパワーも同じくらいのチームは他にあると思いますが、勝ちきることでできた、高い能力を出し切ることができた凄いチームですね。様々な記事を読んでいると、信頼感という言葉が眼を引きます。東日本大震災があって迎えた特別すぎるくらいの夏。信頼感のあるチームが好結果を出すと嬉しいものですね。


個人的には、秋田県代表能代商の活躍する姿が印象的でした。1回戦では昨夏の借りを返す神村学園への勝利。2回戦では好投手の松本投手のいる英明に完封勝利。3回戦では、最後には敗れたもののサヨナラ負けの危機を9回、10回と2イニング続けて好プレーで阻止。そして保坂投手の負けん気あふれる投球は、力がなくてもここまでできる、ここまで投げられるというお手本になったのではないでしょうか。12回表に能代商が勝ち越したときは、行けると思ったんですがね・・・


それにしても1点差ゲームが多く、延長戦も多かったと思います。(前者16試合、後者1大会最多タイの8試合)八幡商の終盤の満塁本塁打など劇的な逆転劇も多かったですし、最後まであきらめない気持ちがあれば、何とかなる高校野球の醍醐味を見せられました。


聖光学院の歳内投手、金沢の釜田投手、日大三の吉永投手など本格派に加え、能代商の保坂投手など軟投派でも印象に残る投手が多かったのに対し、打者は目立つ選手が少なかったような気がします。


夏の高校野球が終わると3年生はこれからどうするかという人生で最大ともいうくらいの分岐点に差し掛かります。先行きはまだ決して明るいとは言えませんが、ひたむきに白球を追った特別な夏を忘れず、頑張って欲しいと思います。いや頑張れるはずだと思います。