20191201 第74回三浜駅伝競走大会
12月第1日曜日である2019年12月1日、今年も開催された茨城県ひたちなか市と大洗町の那珂湊、平磯、大洗の三つの浜をたすきでつなぐ三浜(さんぴん)駅伝。
第74回目の開催となった今年も参加してきた。
レースはひたちなか市漁村センター前を発着し中学男子7区間20.0km、高校男子・一般男子6区間34.4km、中学女子5区間13.4km、高校女子・一般女子5区間20.0kmにて行われた。
今回で19回目の出場となるわたし。
一般男子の部(6区間34.4km)の1区から6区まで全区間走ったことあるけど、今年は最終6区5.7kmの区間(大洗文化センター中継所~フィニッシュ)を担当。
6区は最終区間なので、スタートしてから待機時間が長い。
何より前の日に発熱、そして気管支を痛めてしまったようで、繰り返し出る咳。
常に目標としている風でなく、風邪なのに走るになってしまった。
予定時刻の11時40分頃トップチームが大洗中継所を通過。
前の5区でトップチームが通過してから20分で繰り上げ一斉スタートがあるこの駅伝。
しばらく経つと、道路の反対側を白いたすきをつけて、わたしのチームのランナーが通り過ぎる。
今年もたすきがつながらなかった・・
そんな残念な想いで頭の中がいっぱいになったけど、気持ちを切り替えて、5区のランナーが中継所に来るのを待つ。
12時を過ぎて、5区のランナーが中継所にやってきて、ようやくわたしの出番。
ゆっくり入ったら、すぐに後方のランナーから追いつかれ、わたしの前に出る。
しばらく後ろをついてと思ったら、そのランナーの動きがあまりにも鈍い。
そして、前を見たら30m先に、別のランナーがいる。
体調不良だったので、ゆっくり行ってと思っていけど、その光景をみたら、わたしの中でスイッチが入ってしまう。
追いつかれたランナーをすぐに抜き返し、1人、2人・・と前のランナーを抜いて(途中1人抜かれたけど・・)、7人を抜いてゴールラインに到着。
咳を続く中で走ったので、呼吸がとても苦しかった5.7km。
タイムも想定より悪かったけど、よくこの状態で走ることができたなと。
自分のためだけなら出場すらしなかったと思うけど、駅伝だからゴールまで走ることができたんだと。
駅伝にはチームのために頑張ろうという、という不思議な魅力がある。
来年以降も声がかかったら、今度は風邪を引かずに走ろう、そう思った。