レッドアンシェル 北九州記念(G3) 勝利!

2020年8月23日、小倉11Rの北九州記念(G3)に出走したレッドアンシェルが勝利しました。

人気が割れていたといえ3年前の富士S以来の8番人気と低評価での出走となったレッドアンシェル。

今年に入ってから大敗を喫したシルクロードS、追って伸びなかった京王杯SとCBC賞でのレース内容を見れば妥当と言えば妥当ですが。

福永騎手の進言によりブリンカーをつけてのレース。

道中は出たなりの位置で脚をしっかり溜めて、直線へ。

直線ではハイペースで逃げたモズスーパーフレアが逃げ粘ろうとする中、素晴らしい脚で差し切り、最後は福永騎手がやや抑える仕草を見せながらも1馬身半をつけて1着でのゴール。

ようやくこの馬らしいパフォーマンスを見せつけての重賞2勝目。

これで、脚元不安により走ることが出来なかった昨年のスプリンターズSへの道が見えてきました。

6歳と年齢的にも残された競走生活は少ないと思うので、今年こそは無事にスプリンターズS当日を迎えて欲しいと思います。

庄野先生をはじめ、関係者の方々本当にありがとうございました。f:id:holly0925:20200921160612p:plain

庄野調教師「おめでとうございます。3コーナーの手応えが抜群に見えたので伸びてはくるだろうと思っていましたが、よく届きましたね。ブリンカーを装着したのが大正解、久々にこの馬らしい競馬が見られました。また、いつもなら輸送で大きく減るのに今回はあまり減らさずに済みましたし、少しの疲れも見逃さずケアを続けたスタッフの頑張りもあり、いいコンディションでレースを迎えられたことも大きかったと思います。福永騎手は『ここ数戦は追ってから頑張れていなかったのでブリンカーを着けてもらいましたが、返し馬の時点から効果は大きいと感じていました。道中はポジションは狙わず出たなりで脚を溜めました。本来のパフォーマンスを引き出せさえすればこのメンバーでもトップハンデでも引けはとらないと思っていましたが、ブリンカーのあと押しもあって直線は素晴らしい脚を使ってくれました。次は10月4日(日)のスプリンターズステークス(G1)に向かことになると思いますが、このまま順調にいってほしいです』と話していました。このあとは次の水曜日にエコー検査を行って木曜日に短期放牧のためノーザンファームしがらきへ移動、その後はスプリンターズステークスを目指すことにしていてレースの3週前には帰厩させようと考えています」(以上東京サラブレッドクラブHPより転載)