20170226 つりビット「赤坂BLITZワンマンライブ 赤坂サカナ!~みんなで釣ろう赤坂BLITZ~」
昨年9月AKIBAカルチャーズ劇場にてつりビットが行っていた定期公演「月曜フィッシング劇場2016~歌って踊って釣らNIGHT!~」で赤坂BLITZワンマンライブ開催が発表されてから約5か月半、2017年2月26日赤坂BLITZでのつりビットワンマンライブが開催された。
発表された昨年9月には正直この2017年2月26日はずいぶん先と思っていたが、5か月半いろいろあったけれども正直早かったなと思う。
つりビットがTBS「櫻井・有吉 THE 夜会」に出演して話題になったとか、生誕祭も聞間彩ちゃん・長谷川瑞ちゃん両名のものが開催されたとか、小西杏優ちゃんが手のけがをしたとか・・話題やライブ、事故など振り返れば振り返れるほど次から次へと出てくる。
リハーサル
開場前に行われた有料会員専用先行チケット購入限定のリハーサルに参加。正直本番前のネタバレ必至のステージを想像していて、「ネタバレ嫌だな・・」という感じで正直乗り気でなかった。
しかし、実際会場に入りリハーサルが始まると全く違っていた。
まず「Chuしたい」の音入りを確認した後、ダンスの先生からポジション確認の指摘があって、メンバーがノートにメモを取る光景、メンバーは衣装でなくレッスン着だったように、よく動画で見られるようなレッスン風景そのものだった。
そのあとも「寿司パラダイス」や「ニガシタサカナハオオキイゾ」でも音入りを確認した後、先生からの指摘が続いていた。
こうした彼女たちのレッスン光景の一部を生で見る機会は我々ファンの立場ではなかなかできないことだし、非常に貴重な体験だった。
映像とかで事前に見せられる&事後に見せられるよりも本番直前に見ることができたことで、本番ではこれがどう反映されるのか?とより期待が高まっていた。
開演まで
入場前に魚探倶楽部有志一同から「赤坂サカナ!~みんなで釣ろう赤坂BLITZ~」サイリウム企画として、サイリウムとともにフライヤーも一緒に手渡された。
赤坂BLITZの1418人のキャパからメンバーの平均年齢16.2歳、2016年のセトリランキング、お披露目の産声ライブを行った赤坂GENKI劇場から赤坂BLITZまでの直線距離が281.9mなどなど、つりビットのこと知ってる?と問いかけとともに、つりビットへの愛が感じられる内容。
生誕祭などでもいつも思うことだが、つりビットのファンのこうした企画力ほんとに素晴らしい!本当に愛、愛だよね!
そして入場すると「4年前、ココから海に出発した5人組。おかえり。大きな魚は釣あげられた?」のタイトルとともにつりビットの系譜があった。
こうやって並べられていると壮観そのもの。私は・・半分くらいは行ったかしら・・まだまだつりビットへの愛が足りないやね。
セットリストは下記のとおり
セットリスト
1.My Victory
2.スタートダッシュ!
自己紹介
3.恋愛戦線異常あり
4.負けないガッツ~いつか世界を釣り上げます~
5.裸足のマーメイド
MC
6.ズキズキ物語~恋のハロウィン大作戦~remix/長谷川、聞間、小西
7.潮風日記/竹内、安藤
8.Go! Go!! Fishing
9.ギョギョギョムーチョ
ビデオ(衣装変え)
10.寿司パラダイス
11.爆釣御礼
12.釣りパーティー
MC
13.おさかな形キャンディー
14.ニガシタサカナハオオキイゾ
MC
15.Chuしたい
アンコール
en1.レモン海岸
MC
en2.Get ready a chance
MC
en3.真夏の天体観測
ダブルアンコール
en4.はじめのキモチ
開演~ライブ前半
入場が終わり、2階の関係者席も埋まると場内が暗くなり、スクリーンに映像が映し出され、メンバーがMy Victoryの衣装を着て、そしてワイヤレスヘッドセッドのマイクをつけて登場。
カッコイイが第一印象。
そして「My Victory」のメロディーが流れ出すと会場のボルテージは早くも最高潮に達する。
この曲のさびにある「動き出せ!」という歌詞は節目のライブのオープニングを飾るにはぴったり。
続いて「スタートダッシュ!」。最新配信曲から初期の曲への移行、セットリストを考えた方のつりビットの約4年間の遷移を見てほしいとのメッセージが伝わってくる。
始まって2曲。見方はそれぞれ違うが、冒頭の小西杏優ちゃんのどうや!というような表情は今まで見ていたものよりも数倍輝いていたし、長谷川瑞ちゃんの目は潤っているし、聞間彩ちゃんはいつも以上に凛としているし、安藤咲桜ちゃんはいつも以上に可愛いし、竹内夏紀ちゃんはやる気を出している。
5人ともいつも以上のやる気をだしていると感じられて、今後どう展開していくのだろうとワクワク感が高まっていた。
続いて自己紹介。
自己紹介以外に小西杏優ちゃんから高校合格が本人の口から発表があった。
ここでは会場のあちこちから「おめでとう!」の声。
ライブに華を添えるおめでたい話はやっぱり良い。
自己紹介後は「恋愛戦線異常あり」「負けないガッツ~いつか世界を釣り上げます~」「裸足のマーメイド」とつりビットの持ち歌の中でも1曲目や2曲目よりも盛り上がる曲を披露し会場をさらにヒートアップ。
そのあとは、2組に分かれて曲を披露。
まずは長谷川、聞間彩、小西杏優3名による「ズキズキ物語~恋のハロウィン大作戦~」をREMIXで。曲調が大きく変わっていて、コミカルなセリフが面白い。
次は竹内、安藤2名による「潮風日記」。ここでしっとりとしたバラード曲。それぞれのソロパートが多く、表情、歌い方も特徴があって面白い。そして胸を締め付けられるような切なさが感じられた。
ライブ後半
メンバーが退場するとスクリーンから映像が流れる。
楽屋の風景を映し出していて、一瞬生かと思わせるような出来、コミカルに作られていておもしろかった。
この映像の作り、どこかで・・そうかハロプロだ!
映像が終わるとレインボー柄の上着に、見慣れた大漁旗スタートをまとって登場。「Go! Go!! Fishing」「ギョギョギョムーチョ」「寿司パラダイス」「爆釣御礼」「釣りパーティー」と釣りや魚をテーマとした曲が次々と披露される。
「寿司パラダイス」前には白いハッピをまとい、つりビットらしさをアピールしたと思えば、「釣りパーティー」では、有名になったロッド君の釣り竿を使ったパフォーマンス。メンバーがぬいぐるみやサインボールを次々と客席に投げ込んでいた。
そのあとは「おさかな形キャンディー」と「ニガシタサカナハオオキイゾ」と長谷川曲ともいえる2曲が披露される。
特に「ニガシタサカナハオオキイゾ」は長谷川瑞の魅力がたっぷりと味わえる曲であまりつりビットを知らない方でも入りやすいではなかろうか?
この曲から入ると長谷川瑞推しになってしまいそうですね・・
そしてメンバーから最後の曲との紹介があって「Chuしたい」が披露される。
メンバーの想いに対して、会場を埋め尽くつりビットカラーのオレンジのサイリウムで応えるファン。
会場が一体になった瞬間!たまらない!凄い光景!
アンコール
メンバーが挨拶をして退場とすると、すっかりおなじみとなった「釣った魚にエサをやれ」コールでメンバーの再登場を促す。
そしてメンバーはこの会場限定で発売されたTシャツにおもいおもいのアレンジを加えたものを着て登場。
Tシャツにアレンジを加えてアンコールに登場、自分の中でデジャブする。
そうか、ハロプロと一緒だ・・
「レモン海岸」とこの日初披露となった「Get ready Get a chance」と披露される。「Get ready Get a chance」はこれまでのつりビットのイメージを払しょくするようなダンスも大人を意識させるナンバーだった。
そしてつりビットの代表曲「真夏の展開観測」。
つりビットのライブにはこの曲はやっぱりかかせない。
つりビット言えば、やっぱりこの曲!
これが終わるとメンバーから重大発表が・・
つりビット初の全国ツアーが決定!
東京、大阪、愛知は定番だけど、福岡、仙台、新潟。
新潟は通常のグループではあまり組み込まれない場所だが、リーダー長谷川瑞の出身地で、凱旋ライブ!
きゃー!
この発表で盛り上がった後でメンバーが退場。
そして、ダブルアンコールで再びメンバー登場。
ここで竹内夏紀から「赤坂BLITZはゴールでなくて、新たなるスタート」という挨拶があって、その意味を込められた「はじめのキモチ」。
会場が光の渦に包みこまれるような演出・・
今までいろいろなアイドルグループのライブを見てきたが最後の曲でこうした演出をされてしまうとぐぐっとささってしまうですよね・・
本当に幸せな空間、時間だった。
歌い終わると、大きな拍手とともにメンバーが手をつないで肉声でありがとうございましたとのあいさつ。
再び大きな拍手。
約2時間のワンマンライブ。
奇をてらったり、派手な演出で盛り上げたりするライブも嫌いではなくて、おびっくりするようなことを見たり感じたりできてそれはそれで楽しい。
でもつりビットには似合わない。
持ち歌&パフォーマンスで観客にアピールしたつりビット、このワンマンライブ最高だった。
そして
竹内夏紀
この5人誰が欠けてもつりビットではないし、この5人こそがつりビットだと改めて思った!