レッドルゼル 根岸S(G3)勝利!

2021年1月31日、東京11R根岸ステークス(G3)ダート1400m戦に出走したレッドルゼルは見事に勝利しました。

好スタートを切って、位置を取りに行くのかなと思ったら、取りに行かずに道中はインの中団から。

直線に入るところで徐々に外に進路を取って追い出しに入ろうとするも、前にいたサブノジュニアの森騎手に蓋をされて、これはまずいかなと思わせる場面も川田騎手が上手く捌いて抜け出してくる展開。最後は後方からいい脚で伸びてきたワンダーリーデルをおさえ、1着でゴール。

アンドウさんも何が何でも勝ちに行った感じでもないのに、しっかり勝ちきった。

しっかり我慢させた中で勝ちきった。

仕上げが八分の中で勝ちきった。

改めてレッドルゼルのポテンシャルの高さを感じることができた一戦だったと思います。

この内容ならば、フェブラリーSでも充分に勝ち負けできるんじゃないでしょうか?

ただ、本番はG1馬も同じ斤量。

中2週での競馬にもなりますし、いろいろ心配も。

中団から競馬をするこの馬にとって、フェブラリーSでは内枠でなく、真ん中から外枠が欲しいですね。

まずは無事に、次走へ。

そして、今日は愛馬の重賞勝ちの喜びをひっそりと噛みしめたいと思います。f:id:holly0925:20210131184257p:plain安田隆調教師「一つ目の重賞タイトルおめでとうございます。2歳のときから大きい舞台で活躍できると思っていましたが、少しお待たせしていたので、嬉しいというよりホッとしたのが正直な気持ちです。厩舎スタッフや川田ジョッキーとは今回の根岸ステークスが目標ではなく、次を見据えてやっていこうと話をしていたのですが、直前の追い切りはセーブして仕上がりも8分くらいでしたし、川田騎手も好スタートを切っても位置を取りいかなかったようにそれぞれがやりたいこと、やるべきことをやってくれました。直線では行き場を失くす場面もありましたが、うまく捌いてくれましたね、さすがです。川田騎手は『返し馬から落ち着いていましたし、レースでもすごく乗りやすかったです。次は1600mということで1400mでも次につながる競馬をしたいと考えていましたが、道中の手応えは抜群で最後もしっかりといい脚を使ってくれました。接戦で着差はわずかでしたが、負けたという感触はなかったです。とてもいい内容で勝ってくれたので、このあとは1600mでいい競馬ができるよう時間を過ごしていければ。G1での走りを楽しみにしていてください』と話していました。このあとは無事なら在厩のまま2月21日(日)のフェブラリーステークス(川田騎手)へ向かう予定です。初の1600mをどうやって乗り越えるかみんなで話し合いながら調整していきます」

(以上東京サラブレッドクラブHPから転載)