アコークロー 3歳未勝利牝を勝利!

2022年8月27日、新潟2R3歳未勝利牝馬限定戦ダート1800m戦に出走したアコークローは連闘の厳しいローテーションを克服し、嬉しい嬉しい初勝利を挙げてくれました。

馬体重は前走より-8㎏の468㎏とデビュー以来、一番軽い体重での出走。

ゲートは全く出ず、他の馬よりワンテンポいやツーテンポ遅れてのスタート。

後方2番手でレースを進め、勝負所は外目を通って、中団後ろで直線へ。

直線ではいい脚を見せてくれて、結果的には2馬身差で勝利。

スタートは相変わらずも、丸田騎手が連続騎乗してくれて、この馬に競馬を教えてくれたのが、この結果に結びついたのではと思います。

全く走る気がなかったデビュー戦、歴史的なスタートして逸走を見せた2戦目を思うとJRAで勝利を挙げてくれる日が来るとは、何とも言えない気持ちになりました。

まだまだ成長の余地がある馬だと思いますし、次走以降も楽しみです。

大竹先生、丸田騎手をはじめ、関係者の方々、ありがとうございました。

そして、これからもアコークローのことを宜しくお願いします。

8月27日(土)新潟・ダート1800m(牝馬限定戦)に54kg丸田騎手で連闘で出走し、馬体重は前走から-8kgの468kgでした。
レースでは、ゆっくりとしたスタート。後方2番手につける形となり、ホームストレッチ、最初のコーナーと、同じ位置でじっくりと進めました。道中は適度に促しながらも、位置は変わらずの追走。勝負どころにさしかかって以降は外めを通り、中団後ろまで進出して直線に向きました。前の進路をしっかりと確保し、ゴーサインが出ると、見事な末脚を披露。先を走るライバルたちを続々と交わしました。残り100mを過ぎて先頭に立ったあと、最後は2着馬を2馬身も引き離しました。連闘策を実らせ、デビュー7戦めで嬉しい初勝利を飾っています。勝ち時計は1:55.1でした。
「スタートがいまひとつで、後方からになりましたが、スタミナがある馬ですし、結果的に流れが向いてくれました。ただ、上のクラスに入ると、ゲートを改善する必要がありますね」(丸田騎手)
「ありがとうございました。チャンスをつかむことができて、本当に嬉しいです。ゲートを出たときは、正直『うわー…』と思ってしまいましたが、前がうまくやりあってくれて、いい流れになりましたね。ジョッキーも話していたように、上のクラスで戦ううえではゲートの改善が必至でしょうし、直線では同じ手前で走るなど、成長の余地はまだまだ残していると思います。ゲート練習だと普通に出るのですが、いざレースとなると、他馬を見ながら出る感じです。このあたりはまた経験を積みながらでしょうか。ここでしっかりとリフレッシュさせて、秋の東京開催をにらんでいければと考えています」(大竹調教師)(以上G1サラブレッドクラブHPから転載)